血圧を下げる降圧剤・利尿剤や、腎臓病の原因となる病気の治療に副腎皮質ホルモン、免疫拒絶反応をを抑える免疫用製剤が使われます。

腎臓病の薬物療法で使われる薬

 

薬

腎臓病の薬物療法で処方される薬は、
腎機能の低下を遅らせる目的低下した腎機能の働きを補うという役割をしています。

 

腎機能が低下することで、合併症を起こすことを防ぐ為に使用される薬もあります。

 

 

腎機能の低下を遅らせる薬

 

血圧を下げる薬(降圧剤)

腎臓の機能が衰えると、体内の水分が排泄されにくくなります。
それに伴い、血液の量も増え、血圧が上がります。

 

血圧が上がると、腎臓の糸球体の内圧も上がり、腎臓への負担がかかります。
そのために、血圧をコントロールすることが重要となります。

 

降圧剤は、血圧を下げ、腎機能の低下を防ぎます。
降圧剤と共に、利尿剤、カルシウム拮抗剤なども病状により処方されます。

 

 

副腎皮質ホルモン、免疫用製剤

腎臓病の原因となる、糖尿病の治療の薬を処方されます。また、腎臓移植を行った場合には、免疫拒絶反応をおこすため、それを抑える薬を処方される場合があります。

 

 

 

腎臓の働きを補う薬

 

赤血球の生産を促すホルモン剤

腎機能の低下に伴い、赤血球の生産を促すホルモンである、エリスロポエチンの分泌がされなくなり、貧血をおこします。これを腎性貧血と言います。
腎性貧血を起こした場合には、エリスロポエチン製剤を注射し改善を図ります。

 

 

活性型ビタミンD製剤

腎機能の低下で、ビタミンDが活性化されなくなります。
そうなると、腸からのカルシウムの吸収が減り、骨がもろくなります。
活性型ビタミンD製剤を内服して、ビタミンDを補います。

 

 

カリウム抑制薬

腎機能の低下で、尿が出にくくなると、
カリウムの排出が行われなくなり、高カリウム血症になり、心臓障害を起こすことがあります。

 

高カリウム血症にならないため、
カリウムを消化管内で吸着させ、便として排泄させるカリウム抑制薬を使います

 

 

 

サプリを摂るときの注意

腎臓病になると、排泄の機能が衰えます。
食事制限もあり、食欲の減退などもあることから、栄養素も不足しがちとなります。

 

そこで、カルシウムなどの不足があるという理由で、
市販されているカルシウムのサプリ等を摂ることは注意が必要です。

 

腎臓病は、食事療法おこないますが、病状によりいろいろな制限がされています。

 

サプリの中にはいろいろなものが配合されているので、特に腎臓の機能が衰えている場合には弊害を起こす場合もありますので、必ず医師に相談してからとるようにしましょう。